ゆらゆら日記
風に吹かれてゆらゆらと気の向くままに生きていきたいもんです。

2002年09月02日(月) お迎え参上つかまつり候

少しだけ駆け足で歩いてきました。星が・・ああ・・ウツクシイ夜です。
しばらく見ない間にさそり座が移動していました。こうして季節が変わって行くんですね。

今日は午前中ひたすら仕事に励み、午後から隊長をお迎えに行っていました。
四万十川上流の小さな山村の駅に、鶏頭の花が咲き乱れ・・向日葵の種がぽろり・・
そこは子供の頃によく遊んだ線路伝いの小路でした。懐かしくて胸が熱くなってしまう場所。

勢い余って早く着き過ぎてしまったので、ちょっとお散歩をしました。
私が9歳まで住んでいた家が・・駅のすぐそばにあるのです。
草の生い茂った坂道を上り、その廃屋のごとき懐かしい家を眺めて来ました。
つくつくぼうしの泣き声が胸に響きます。ああ・・ここから私の人生が始まったんだ・・なんてね。


予定より15分遅れて列車が到着しました。なんと・・乗客わずか3人ほどです。
そうでなくても一目で分かるくらい大きな荷物を背中に背負って、隊長が颯爽と降りてきました。
改札口で不気味に微笑む私にすぐ気付き、隊長も怪しく微笑んでいたのです。

いざ!キャンプ場へ!私のオンボロ車で目的地へ向かいました。
この時の心境を説明するならば・・・初対面とはとても思えず、田舎のおばちゃん甥っ子と再会・・
そんな雰囲気が漂っていました。(笑)隊長もそう思ったかもしれないですね。

キャンプ場は月曜日とあって空き空きで、どこでも好きなところを陣取っちゃえ!そんな感じ。
木陰の良い場所がすぐに見つかりました。さあ!テントや〜テントや〜
私はこんなアウトドアは生まれて初めてなので、ちょっと興奮してしまったのです。

隊長はすばやくテントの準備です。最初に少し手順を間違えて自分でウケていました。
私は床の部分を手伝っただけで、あとは「ふ〜ん・・ふ〜ん」と感心しながら見ていました。
カメラを車に忘れて来ていたので、小走りに取りに行って帰って来たら・・
もう出来上がっていたのです。隊長はちょっと得意顔で微笑んでいました。

しばし木陰でおしゃべりをしながら記念撮影しました。
「ビールは川向だよ!」とか「夕焼けはあっちだよ!」とか・・・(笑)
「キンチョー蚊取り持って来たよ!」とか「明日はカヌー出来るかなあ・・」とか。

つかの間の楽しい時間でした。私もキャンプ出来たらな・・とか思いました。
明日は川の状態によりカヌーだそうです。明後日には下流まで来れたらいいですね。
せめて仕事を休んで密着取材をしたいところですが、かなり無理っぽいです。

でも・・明後日の夜にはテントを襲撃します。こうなったらとことん宴会ですよね。
なんだか嬉しくてわくわくしているのです。
楽しい時間をどうもありがとう!





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