ゆらゆら日記
風に吹かれてゆらゆらと気の向くままに生きていきたいもんです。

2002年09月23日(月) 爽やか日記

秋晴れの爽やかな一日。まだ陽射しは夏のようだけど、風が秋色になった気がする。
家中の窓を開けて二階の掃除をしていると、階下で怪しい物音がするので・・
恐る恐る降りてみれば、なんだ・・壊れかけたトイレのドアが風に煽られていた。
そのうち直すからと夫が言ったのは・・確か去年の暮れだった・・(笑)

今は夫の部屋と化している茶の間の掃除もする。
テレビの前にはビデオが散乱し、テーブルの上にはゲームソフトが散乱し、
ソファーの下にはビールの空き缶が転がっていた。
カレンダーはなんとか9月に変っていたので、すっかりここの生活にも慣れたらしい。
特に念入りに掃除をして、私がちゃんと主婦をした証拠を残しておいた。

よっし!完璧!と声をあげて、ちょっくら街へ買い物に行くことにする。
本屋さんで目当ての本を探したが見つからず、ブックマーケットでも見つからなかった。
でも100円コーナーを物色していると、結構面白そうな本がたくさんあって嬉しくなる。
銀色夏生“つれづれノート”田辺聖子“返事はあした”木村晋介“竹林からかくや姫”
レジへ持って行ったら割引ポイントが溜まっていて、税込み210円で買えた。

食料品を買って帰り道、しばらく会っていない友人Mちゃんから電話がある。
連休で帰郷しているとのこと、さっそくデートの約束をした。
待ち合わせの時間まで家でのんびり読書をする。たっぷり一時間は読めた。

クルマを飛ばしてMちゃんをお迎えに行く。久しぶりのデートでとても晴れやかな気分。
道端に立っていたけど見間違えてしまうくらい懐かしい顔だった。
ハンドルを握ったまま、一瞬・・ん?と目配せをしてしまった。
Mちゃんも私がすぐに分からなかったと言って、ふたりで笑い合った。

最後に会ったのは夏だったね・・あれいつの夏だっけ?
ふたりとも記憶が定かでなく、去年じゃないね一昨年?ということにしてしまった。
喫茶店でケーキセットを注文したが、ケーキ品切れでガックリと顔を見合す。

近況を語っているだけでどんどん時間が経ってしまって・・もっと話したかった。
「HPが消えちゃってるよ〜」と言われて「検索しなさい!」と笑ってごまかした。
今頃・・必死で探してくれていたら嬉しいような恥ずかしいような・・変な気持ち。

今度はいつ会えるか分からないけど、思いがけない再会でとても嬉しい時間だった。
20代だったMちゃんも今は私と同年代まで追いついてくれた。
私も足踏みしながら留まって、同じ世代を一緒に頑張りたいなと思う。

今日はコミュニケーションの日らしい・・。

夫が9時からテレビを観ようとしきりに誘惑している。
「おまえの好きな仲村トオル出るぞ!」と女心をくすぐろうとしている。
そういえば昔好きだったな彼・・いったいいつ心変わりしたのか・・まるで記憶にない。

いつのまにか時が流れ・・懐かしいものがたくさん増えていく気がする。


 < 過去  INDEX  未来 >


anzu10 [MAIL] [HOMEPAGE]

My追加