| 2002年10月23日(水) |
感謝の気持ちを忘れずに |
夜風がぴたっと息を潜めて・・とても静かな夜。ぽつりとさっき雨が降った。 今日は一日曇っていて肌寒く、朝はクルマのヒーターをつけて走る。
仕事は、ぼちぼちな感じ・・。 専務オババが昨日から旅行に行っているので、忙しくても楽に思える。 お昼休みにお客さんが来ると嫌だな・・と思っていたけど、誰も来なくてほっとした。 少し肌寒いクルマの中で・・のんびりと本が読めた。とても幸せな気分だった。
今日来たお客さんのひとりで、75歳だというおばさんと話し込んでしまう。 なんか・・とてもしんどそうな感じ。すぐにお茶を出したら丁寧にお礼を言われて恐縮した。 当たり前のことをしただけだけど・・きっと肌寒かったからお茶が飲みたかったのだろう。
最初は世間話から始まって・・それからおばさんの家庭の話になった。 実の娘さんがとても気性が激しくて、いつも怒られてばかりで辛いと言う。 「あんな娘に育てたつもりはない・・」と肩を落として言うので、とても複雑な気分になった。 聞けば・・随分前に離婚して実家に帰って来たのだそうだ。 きっと・・たくさんのストレスを抱えて今まで暮らして来たのだと思う。 誰かにぶつかりたくて母親にぶつかっているのかな・・なんて勝手に想像した。
でも・・おばさんは、もう我慢が出来ないのだそうだ。 「早く死んでしまいたい・・」と言い出して焦った。 宥める言葉が見つからなくて・・ただ「うん・・うん・・」と相槌を打つばかり。
それから堰を切ったようにいろんな不満を吐き出すおばさん。 「そうだね・・それはしんどいね」私はただそればかり・・。
やがて一時間が経過。おばさんは時計を見ると、すくっと背筋を伸ばした。 「さあ・・お昼のおかずでも買って帰ろう!」そう言うとにっこり微笑んでくれた。
なんか・・私はとてもほっとした。そして一気にお腹が空いてきた。(笑) そしておばさんに良いことをひとつ教えてあげることにした。
それは専務オババの受けうりで・・怒られた時の“最高の対処法”なるもの。 “怒られた時は感謝しよう!”自分の悪い所を見つけてくれてありがとうって言うこと。 なんだかふざけているようにも思えるけど、これは効くな・・と私も思っている。
おばさんが・・くすくす笑いながら帰って・・なんかとても嬉しかった。
さて・・そして夕暮れ。今日はお惣菜コーナーで“コロッケ”を買ってしまった私。 案の定・・嬉しいことに息子に怒られてしまった。「やる気あるのか〜」っていつものやつ。
「どうもありがとうございます。やる気のない私を叱ってくれて嬉しいです〜」 少し演技を混ぜて、手を合わせ拝むように言ってみた。 夫がくすくす笑ってる。息子は呆気にとられて・・なんだこれはの顔をしている。
私はとても愉快だった。これならいくら怒られても平気だもんね。
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