ゆらゆら日記
風に吹かれてゆらゆらと気の向くままに生きていきたいもんです。

2002年11月04日(月) 北風さんありがとう

今日は真冬みたいに寒い一日。ニュースでこの秋イチバンの寒さだと言ってた。
と云うことは・・まだ秋なんだね。最低気温が・・札幌と同じくらいだった。

朝・・洗濯物を干していたらいきなり突風が吹き始めた。
そして“時雨”が降り始める。冷たくて身震いするくらい冷たい風と雨。
ああ・・今日は何処かへ出掛けたいのにな・・と思った。

しばらく部屋で熱いコーヒー飲みながら迷ったりする。
家族はみんな仕事に出掛け・・誰も居ない家の中で北風の声を聞きながら。
つまらないな・・と思う。たいくつだし・・。昨日のこともあったし・・。

少しだけ青空が見え始めた時、決心して出掛けることにした。
そうだ・・あそこでお弁当買おう!ちょっと閃いた場所へクルマを走らす。
途中で・・観光名所の“沈下橋”へ寄る。県外のアベックが寒さに震えていた。
私も・・かなり寒かった。河原に行ったらまた時雨が降り始める。
フード付きのトレーナー着てたけど、もう一枚着てくればよかったなあ・・と残念。

でも・・河原に群生している名も知らぬ草がとても綺麗だった。
紅葉みたいな色で一面に広がっている。これが青空ならすごい絵になるなと思った。
また来ればいいさ・・なんて諦めて駆け足でクルマに戻る。

そして目的地のキャンプ場。売店の手作りコーナーには美味しい物がいっぱいある。
まだお昼前だから・・きっとあるぞと、わくわくしながらお店に入った。
あった!あった・・蒟蒻のお寿司とか山菜のちらし寿司とか・・ああどれも食べたい。

迷った末・・“鮎めし”を買う。上にのっかている小さな鮎のピンクのお腹が気に入った。
たったの300円で安いなと感心。地元のおばちゃん達が作っているからこんなものかな。

ほんとは河原で食べたかったけど、この寒さ・・雨はまだ降っている。
仕方ないのでクルマの中で独り言いいながら食べた。「わっ・・これは旨い〜」とか。
お腹一杯になったら・・もう帰ろうと素直に思った。
なんだかお弁当食べに来ただけのドライブみたいで・・自分でウケて笑ってしまう。

帰り道・・ああ・・今日も写真一枚も撮れなかったな・・とちょっと残念だった。
最近ほんと・・ダメだなあ。ああ・・なんか今日もついてないし・・とか思う。

でも・・もう街に近づいた時、国道沿いに・・見つけた。ああ・・まるで絵だった。
一度通り過ぎてからUターンして無理矢理歩道に乗り上げてクルマを停めた。
そして寒さも忘れて道を横切りガードレール跨いじゃった。ちょっと股が・・痛かった。

そしてそれからすぐ・・嘘みたいに青空が見え始めた。おお!やった〜とすごい嬉しさ。
その小川縁には一面の“ふわふわしたもの”が風と踊っていた。そこだけ・・その場所だけ。
ススキではない。もっと背い高ノッポで、綿のように真っ白な“ふわふわ”だった。
それが波のように踊っている。とてもリズミカルに風が歌を唄っているように。

こんな無我夢中は・・なんか随分長いこと忘れていたことだなと後で思った。
どきどきする風景にあったのは・・ほんとに久しぶり。
些細なことかもしれないけど・・私はとても感動してしまった。

        北風さんありがとう・・今日はこんな感謝の一日。


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