ゆらゆら日記
風に吹かれてゆらゆらと気の向くままに生きていきたいもんです。

2003年03月14日(金) 白髪の彼

静かな雨の夜だったりする。なんか・・このままここで眠ってしまいたいような。
心地良い疲れのさなかにいて意識が・・遠いところに行ってしまいそう。
レモンを浮かべた焼酎のお湯割りとか、これで充分と思える今が幸せ。


今日はとても嬉しいことがあった。
今朝職場で・・今日がホワイトデーだなんて忘れていたのに・・
社長というか義父というかとにかくその白髪の彼が、にこにこ笑顔で近寄って来たり。
「チョコレート貰ったよな?」と訊くので、「ああ・・そうだった」と思い出す。
「肩揉んでくれたらいいよ!そんな・・なんも要らないって」そう言って微笑み返す。

そしたら10分くらい丁寧に肩を揉んでくれた。ありがたいことだ・・嬉しかったよ。
もう充分。肩も楽になったし、今日も仕事頑張るけんねモードになった。

なのに彼ったら・・その後またすごく誇らしげな顔をして私の側に来た。
手には赤いリボンの包みが。思いがけなくて歓声をあげる私。
中には赤と白のチェック柄のエプロン。それと美味しそうなクッキーが入ってた。

いつもはすごく厳しくて小言ばかり言ってる彼。俺は実は優しいんだよと笑顔の彼。
今日はほんとに穏やかな顔をしていた。それが何よりも嬉しく思えたり・・。

日々・・経営難とか。火の粉のように降りかかってくるあまたの諸事情。
穏やかでいたいと思う気持ちも押し流されてしまうような毎日だと思う。

ほっと一息。そんな気持ちで買い物に行ったのかもしれない。

「どう似合う?これ可愛いね〜」仕事中にも関わらずエプロンをあててみる。
「いま一つ食べてもいい?」とクッキーを頬張る。

つかの間の優しい時間。いや・・つかの間じゃない。ずっとこうでなくちゃ。
ピリピリとした時間ばかり流れるのじゃないんだと思う。

ともに働く者たちすべてがそれぞれを労わり、思い遣り庇い合えば・・きっと穏やかでいられる。
先行きの不安や心配事に囚われていてはいけない。多忙なら精一杯力を尽くそう。

そんなことを思いながら・・穏やかな時間を噛み締める一日だった。

     おかげで今もこうして・・安らかな心でいられる。
      なんてありがたいことなんだって思っているよ。


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