ゆらゆら日記
風に吹かれてゆらゆらと気の向くままに生きていきたいもんです。

2003年05月01日(木) えらいぞ・・私!

ああ・・もう5月なんだ。好きだな・・今がイチバンいい季節だ。
夢みる乙女のように朝の山道をゆっくりと職場に向かう。
山の緑が日に日に濃くなっている。柔かな新芽の香にうっとりとする朝の喜び。

で・・そこでラジオから好きな曲なんか流れてきたら気分は最高潮に達するんだけど。
今朝はパーソナリティーの男女が軽やかにしゃべり合うのを聞いていた。
なんだかやたらと��禁煙”の話ばかりで・・私にはちょっと耳が痛いような・・。

でも最後の締めくくりに男性の方がはっきりとこう言った。
「規制するのも当然かもしれないですが・・今のこのストレス社会にですね・・
煙草を吸われる方が少しでもほっとして寛げる場所を残してあげたいですね」

うんうん・・このひといいこと言うなあってちょっと感動したり。
私は決して愛煙家ではない。こんなもん愛してなんかいない。出来るならやめたいといつも思う。

そしてまたいつものように無意識にそれに火を点けようとしたんだけど・・・
はたとそこで躊躇うものがあった。この無意識がいけないんじゃないかと。
どうして今煙草を吸おうとしてるんだ?と自問してみる。
そしたらすごくオロオロと慌てている自分が見えてきた。答えられない問だったから。

吸いたいの?と訊いてみる。いや・・別に吸いたくはなかった。
むしろ吸わずに済めばそれに越したことはないと思っていたくらい。

じゃあ・・吸わなければいいのに。ああ・・そうね。そうすればいいんだ・・・。
と思うことはとても容易いことだった。もはや習慣となっている悪癖をどうやって退治すべきか?

そこで閃くように思いついたこと。��自己暗示”を試してみようと。
それは「吸ってはいけない」のじゃなくて「吸いたくない」と何度も唱えてみる。
何かをしてはいけないと強制されたら・・誰だって追い詰められて苦しくなると思う。
でも・・それを自分の意思で決めたらどうだろう?私は吸いたくないんだと意思表示をしてみる。

結果・・とても不思議なことが。それからずっと一日中・・今もそれが保たれているみたい。
実はお昼休みにあまりに信じられなくて、一本だけ吸ってみたりした。
その時唱えたのは「吸ったら気分が悪くなる。とても不味い・・これは不味い」と。

案の定・・それはとても不味かった。今までこんなものを毎日何本も吸っていたのかと思った。
錯覚でも何でもないんだと自覚することが出来た。まるで自分で自分を操っているみたいだ。
同僚に話したらすごいバカにされて「教祖様」って呼ばれる始末。明日は白装束で来いとも言われたり。

でも私は��自己暗示”の素晴らしさをひしひしと感じていたりする。
この暗示を解けるのは自分自身なんだと思うと、何も恐いものがなくなったような。

しかし・・ひとつだけ難点があった。
「ああ・・今吸いたいな」と思ったのだった。「美味しいな・・」って思ったり。

      不覚にも今日3本目の煙草に火を点けた私は
        
             愚かであろうか?

        いや・・愚かではないよと私が呟いている。


    ※参考までに・・私は今まで一日二箱吸ってました。
     それが三本に超減りしたんだもん。えらいぞ私これでいいんだ。


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