お風呂上りふらりっと夕涼みに出掛けた。とはいえすぐ近くの堤防まで。 川風が気持ちいいかなと思っていたけど・・生ぬるい空気が漂っているだけだった。 少しだけ夜空を見上げていた。お月様がレモンケーキみたい。ふっくらと美味しそう。
特に物思うこともなくて幸せ。せつなさの息の根をついに殺してしまった。 遣り切れないと思うこともない。過ぎたことを考えるほど暇ではないから。
そしてまた独りの部屋へ。熱を帯びて苦しいくらいの空間へ帰る。 しばらくぼんやりとしていた。ここにいる意味とか少し問い詰めながら。 追い詰めるのが癖になる。自分をとことん苛めておいて・・後で抱きしめる。 そのやり方がふさわしいと思う。罵倒したり宥めたり殴ったり撫でたりして。
ああ・・時にむなしい。でもそのむなしさが私は好きだった。 そして真っ白になる。そうなれば殴り書きすればいい。落書きよりも深い言葉で。
ああ・・時に収拾が付かなくなる。それもいい。それが自然ならそれも許そう。 得体の知れない物が溢れてくる。ただそれを言葉に出来ないでいるだけ。
ためいき・・好きなだけそれをつく。嘘をつくよりも簡単にそれが出来る。 些細なことだ。息が漏れる。気力が薄れる。気が遠くなる変に苦しくて。
Bさんは言うのだった。「支離滅裂になってもいいから」と・・。 「幸せとは隠さずに全てを見せられる相手がいることだ」と・・。
私は泣いた。その電子の文字が胸を引き裂くように痛くて。 ありがたいことだった・・・この痛みの意味をしっかりと受け止めようと思って。
支離滅裂になってみる。 これがいまの私のすべてだ・・・。
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