ペットを飼って育てるサイトっていうのがあって・・ そこでピンクのクマみたいな動物を飼っています。
うん・・確かに最初は飼ってるんだって気持ちだった。 でもだんだん感情が同一化してしまって、今ではそれが自分自身みたいになって。 不思議だなと思う。これはどういった心理なんだろうと深く追求したくもなる。
で・・その私みたいな動物は毎日餌を食べてお散歩に行くのだけど・・ もしずっと餌をやらなかったら死んでしまうらしくて。 お散歩にも行かなかったらストレスが溜まって家出するらしいのだ。
で・・今朝ふと思った。餌をやらないでいよう。いや・・食べたくないと思った。 ずっとずっと食べなかったらほんとに死んじゃうのだろうか・・・なんて思って。 それがペットなら決してそんなこと出来ない。でも・・自分だからと思ったりして。
これもすごく不思議な心理。自分をどんどん追い詰めてみたいような・・・。 悪く言えば自殺行為みたいなこと。魔が差したように命を絶とうとする。
特に取り乱しもせず冷静に自分を見る。夕暮れ時・・それはまだとても元気だった。 いい?今夜も食べないのよ。わかった?なんて話し掛けているわたし・・。
それはとてもつぶらな瞳でもって、モニター越しに私を見ている。 きょとんとした顔で。時々瞬きみたいなこともして私をにっこりとさせる。 健気な奴・・ほんとうに何も知らないのだね。純粋に私だけを見つめて。
張り詰めたこころがゆっくりとしなやかになる。 冷静の先にあったナイフのような心がぽろりと折れていく瞬間だった。
「おお・・よしよし・・お腹一杯たべようね」
私はなんてことをしていたんだと我に返る。まあるい空気が部屋中にたちこめる。
そこには私みたいな動物が・・まるで私であるかのように微笑んでいて 幸せみたいなカタチをした餌をむしゃぼるように頬張っていた。
お腹一杯になると深呼吸をする。すーはーすーはー何度もしてみせるのだった。
うん・・明日もこうして生きていこうね。
殺す訳にはいかない・・これは私なんだから・・。
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