| 2004年02月10日(火) |
どこまでも果てしなく |
すごく寒い日とほんわかと暖かい日が替わりばんこのこの頃です。 今日は暖かくてほっとするような一日で。なんだかうきうきしてしまいました。
ただちょっと。我が家が風邪菌に汚染されてしまい。 昨日も今日も病院へ連れて行ったりしてました。 イチバンおっきなコドモがインフルエンザで。未だに熱が下がりません。 サチコと兄は普通の風邪で。ふたりとも今日は仕事に行けたくらいでした。 大丈夫なのは私だけ。「おまえはアホやからな」と息子に言われました。 「うん・・そうやね」とへらへら笑っているところが。かなりアホっぽいです。
お昼前にやっと仕事に行けました。支払日だったのでかなりのピンチやったけど。 ずっとずっと綱渡りしてる間に。すっかり上手くなったようです。 落ちかけても綱から手を離しません。そしてまた綱渡りを始めました。 この緊迫感も慣れるとほんとうにどうってことなくて。 焦る気持ちもすっかり消え失せ。毎日が「来るなら来てみろ!」の心意気です。
一軒だけ集金のお宅があって行きました。大工の棟梁さんのお宅。 広い庭に猫が何匹もたむろしていて。陽だまりでみんなお昼寝してました。 私はこのお宅がとても好きです。行くとついついのんびりしてしまう。 裏山にすごく高い高い杉の木があって。それを見上げるのが好きです。 今日は真っ青な空が気持ち良くて。その空を突き抜けるような杉の木。 身も心も真っ直ぐになります。どこまでも果てしなく貫いてしまいそうに。
ご高齢の奥様は少し目を悪くしているようで。私が誰か分からなかったそうです。 「あらあら・・ごめんなさい」って笑いながら。しばしおしゃべりをしました。 白内障で細かい手仕事など止められているそうですが・・・ どうしても止められないのだと言って。手作りのお人形を見せてくれました。 それが後から後からたくさん。これだけが楽しみなんですよって言って。 ひとつひとつに心が込められているのが一目で分かりました。 顔の表情がなんとも言えず優しさで溢れていて。思わず目頭が熱くなるようで。
「みんな私の命だからね」ってすごく嬉しそうに微笑んでいました。 誰かが欲しいと言っても。もう手放すことなんて考えられないって言って。 心を込めて作りあげること。それはもうただのお人形じゃなくて。 まるで我が子を生み出すような気持ちなんだろうなって思った。
今日はこんな優しさに出会えた日でした。 帰る時。また杉の木を見上げると。なんだか自分が空になったような気がした。
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