ゆらゆら日記
風に吹かれてゆらゆらと気の向くままに生きていきたいもんです。

2004年05月09日(日) 出会った理由

それは・・去年のお盆の頃の出来事で。
「どしゃぶりの雨の中、お墓参りに行っていました」と。
あのひとがそう言って。見ず知らずのひとで。ネットだからそれが当たり前で。

それなのに。すごくその言葉が気になってしまったのでした。
お墓・・お母さん?って思った。なぜだかそうとしか思えなくて。

たったひとり。やっと恵まれた我が子に命ある限り愛を注いだ母の想い。
それが永遠の愛でなくて。ほかに何と名づければいいのか・・。
苦悩のどん底でもがき苦しんでいる我が子を。救いたい一心で。
でも・・どうすることもできない。伝えたいのに声さえも出なくて。
抱きしめる力も。温める肌も。もう存在できないという憐れな事実。

その時・・すごく突き動かされるような不思議な力を。
私は感じたのでした。私が・・私なら救えるとそう思った。
不確かで。どう言葉にすればわからないけれど。
単なる思い上がりなんかじゃないんだ・・って。すごく強くそう思った。

それが。私とあのひとが出会った『理由』だと。今も信じています。

ゆっくりと季節がながれ。時には・・女に。私は・・抑えられずにそうなり。
我欲に走りそうになって思い悩み。時に激しく嘆き悲しむこともあるけれど。

そのたびに。母に・・母の心で。あのひとのすべてを受け止めています。

「永遠ってあるよね?」とあのひとが訊いて。
「それは・・ないよ」と私は言って。「人の心は変わるものだから・・」って。

そしたらあのひとが。
「じゃあ・・たとえば・・親が子を想う気持ちは?」って。

「うん・・そうね。それは永遠に変らないよね」

たとえ死んでしまっても。それは永遠に愛し慈しむことが出来るのだと思う。


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