すっきりと晴れて空は元気なり。 なのに私はなぜか・・いかれぽんちだった。 あまりにも青く澄み渡る空が『こわい』と思う。 とても大切なものが鳥になって。遠く見失ってしまいそうな・・こわさ。
お昼休み。このところずっと職場ではないところにいる。 ほんの500mくらい離れたところに。すごく落ち着く場所を見つけた。 いつも10分でお弁当を食べて。逃げるようにそこに行く。
誰もいない。道路からは死角になっていて。あるのは小川と山の緑と。 うぐいすの鳴き声がすぐ間近に聴こえる。 そこで風に逢う。なにを囁くわけでもなく。身を任せるようにして眠る。
うとうとと想う。あれこれではなくただひとつのことを。 願うのでもなく祈るのでもなく。伝えたいことでもなく。
来る日も来る日も。こうして日常のほんのひとコマの絵のように。 青い日も白い日も黒い日もあるというのに。 そこに在れば。すべてが透明になって我が身さえ空気のように漂いはじめる。
見失うまいと思う。こわいものなんてなにもないのだと思う。
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