きがつけば・・もう紫陽花の頃が終る。
時を知り枯れることを想う。
潔く散れない花は。なんて憐れだろうと思う。
これが自分という花なんだと。
誰に言われなくても。それを思い知る。
痛くもなく。紫陽花は変わり果てる。
やがて化石のような花になる。
目を反らさずに私を見てと。
言ってしまいたい。
だけど・・言わない。
少しだけ悔しい。
桜ならよかったのにと思う。
雨がふる 風が吹く 揺れて うなだれて
枯れて 朽ちて 腐り いつか
誰も私を探さなくなったとしても
懐かしいとは決して言わせないから
どうか憶えておきなさいね・・・。
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