ゆらゆら日記
風に吹かれてゆらゆらと気の向くままに生きていきたいもんです。

2004年07月08日(木) 夕暮れて

ミニトマトのまんまるこいあの赤い色が好きだ。
おっきなトマトにはない可愛らしさで。
食べちゃいたいっていうのは。きっとこれのことだと思う。

今年も夏の贈り物がいっぱい。
姑さん。ながいこと入院していたのに。いつの間に植えたんだろうって。
「美味しいね」って言うとすごく喜ぶ。毎日ちぎって食べなさいと言う。

夕方のトマトはぬくぬくしているけれど。
太陽の恵みがいっぱいだから。甘くて。口の中でとろけてしまいそうだ。

そうして一日の疲れがいずこへと去る。


足をひこずるようにして夫君が帰ってくる。
愛犬が「きゅ〜んきゅ〜ん」と鳴く。
いくら疲れていてもそれは彼の。もはや今は役目のようで。
落ちようとしている太陽に向かって。てくてくと向かって行く彼と愛犬。

私は鰹を切って。握り寿司を作る。酸っぱい手でビールを飲みながら。
ふたつ握っては。ぐいと飲み。また握ってはぐいと飲んで。

散歩から帰って来た彼が「おおっ〜」と唸る。
とにかく風呂だ!と言って。大急ぎでカラスの行水。

ふたりきり向かい合ってお寿司をつまむ。
いつか・・ずっとこうしてふたりきりになるんだな・・と思う。

老いるということは・・どこか淋しくて。
それでいてそれがあたりまえのように平穏で。

ただ全うするもののために。生き長らえる・・ことだろうか・・?


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