昨日の強風はおさまったものの今朝はぐんと冷え込む。 北国では吹雪いているようだった。どんなにか寒いことだろう。 おまけに停電のニュースを聞きなんとも気の毒でならなかった。
そんなことがあるたびに自分の暮らしがどれほど恵まれているか思い知る。 当たり前のことなんて何ひとつないのだとつくづく思ったりするのだった。
今日も平穏無事。それがどんなにかありがたいことだろう。 日々をいただいているのだと思って感謝する気持ちを大切にしたいものだ。
いつもの散歩道。大橋のたもとの休憩所でまた青年お遍路さんと出会った。 昨日のお遍路さんは先を急いでいたけれど 今日のお遍路さんはちょうど野宿の場所をさがしていたところだった。 お大師堂を教えてあげたらとても喜んでくれてほっとする。 案内がてら一緒に歩いていてもしや?と思った通りだった。 足がとても痛そう。両足を引き摺るようにして歩いていた。
先月出会って無事に結願したお遍路さんの話しをする。 彼も同じように足を痛めていたこと。それでも最後まで歩き通せたこと。 だからきっと大丈夫。そう言って励ますのが精一杯だった。
最初は我武者羅に歩いていたのだそうだ。とにかく進む事ばかり考えていたと。 けれども足を痛めてから気づいたことがいっぱいあって心のゆとりが出来たらしい。 嬉しい出会いもたくさんあった。急いでいたらなかっただろう縁に恵まれた。 ゆっくりのんびり行きなさいよってお大師さんが教えてくれたのかなって。
お遍路さんはお大師堂の床に腰をおろして川面を見つめながら呟いていた。
なんかここってすごく癒されますね。さらさらと静かに川が流れていますね。
その言葉がすごく嬉しくてたまらなかった。
日々をいただく。ご縁をいただく。今日もありがとうございました。
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