早いもので明けてもう三日。 のんびりモードとはうらはらに時ばかりが先を急いでいる気がする。
北風つよく寒い一日だった。 年が明けてから一気に元気が出てきたあんず。 今日も自分から散歩に行きたがるくらいで頼もしいかぎり。
おそるおそるではあったけれどお大師堂まで連れて行く。 途中で歩けなくなるのではと心配していたけれど 足取りも良く元気に辿り着くことが出来た。
お大師さんにご褒美のお菓子をいただいた。 それは嬉しそうに飛びつくようにして食べていた。 食欲もだいぶ出てきたようでほっと一安心というところである。
散歩から帰るとオムツをして家の玄関で過ごしていたのだけれど、 今日はどうしたことか家の中に入るのを嫌がって困らせてばかり。 夫と二人がかりで無理やり家の中に入れたものの大きな声で泣き出した。
「もう大丈夫なのかもしれないぞ」夫と相談して 以前のように犬小屋へ連れて行くとほっとしたように潜り込んでしまった。
今夜はかなり冷えこんでおり心配でならないけれど あんずの好きなようにしてあげるのがいちばんなのかもしれない。
それだけ元気になったということ。一生懸命頑張ったあんずだった。
今年は16歳になる老犬だけれど、その生命力におどろかせられる。
負けないぞ、負けないぞって精一杯生きようとしているのだった。
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