朝の峠道を進みながらふっとさびしく思うのは このところまったくと言っていいほど お遍路さんの姿を見かけなくなったこと。
真冬にお遍路をされる方がそれだけ少ないのだろう。 野宿にも辛い季節、みんながお宿に泊まれるわけではない。
勇気と元気をさずけてくれるお遍路さん。 春になったらきっとまた出会うことが出来るだろう。
お大師堂もちょっぴりさびしい。 お参りするたびにお遍路さんが来てくれていたらいいなって 思うけれど、扉を開けるとし〜んと静かな静寂が待っている。
そんな時はお大師さんとおしゃべりをする。 今日はねこんなことがあったよっていつも聞いてもらう。 そうか、そうかそれは良かったと微笑んでいるお大師さん。
ほっこりとあたたかいきもちになって手を合わすと 感謝の気持ちが込み上げてきて目頭が熱くなるときもある。
今日も平穏無事。それが当たり前だなんて決して思えない。
いちにち。一日をいただいているのだと思わずにはいられなかった。
ありがとうございました。また明日ねってゆびきりげんまんして帰る。
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