| 2013年01月24日(木) |
急がず慌てずのんびりと |
陽だまりでうたた寝をする猫になりたいような日だった。 おひさまってほんとにありがたい。空には光があふれている。
仕事は相変わらずざわざわとしていたけれど 今日はのんびりいこうと決めるとずいぶんと気が楽だった。
昼間の暖かさに誘われたように母が庭の手入れを始める。 枯れ草をかき集めては焚き火のように燃やしている姿を見ながら なんだか母がひどく年老いてしまったように感じてならなかった。 どうしてだろう。よくわからない。うまく言葉に出来ないけれど。
そんな母を手伝いもせずに定時になるとさっさと帰路についた。 作業の手を休めて母が庭先から笑顔で手を振ってくれる。 なんだか今生の別れみたいな気がしてせつなくてならなかった。
母さん無理をしないで。母さんもゆっくり休んでよって心で叫んだ。
帰宅するとまたあんずの叫び声。私が帰るのを待ちかねている証拠だった。 待っていてくれることはありがたいこと。おかげで毎日散歩に行く事が出来る。
いつもの散歩道。すっかり元気になったように見えるあんずだけれど お大師堂までが精一杯だった。帰り道はちょっとよろけたりもする。 今日は土手の石段を踏み外して真っ逆さまに転げ落ちてしまった。 それでもすくっと立ち上がって一生懸命に歩こうとする。
私はちょっと歩き足らないのだけれど、あんずのペースに合わせている。 そういえば「お遍路万歩計」が今日でちょうど一年になった。 一年で四国一周が出来るかなと単純に考えていたけれど それはとても無理で今は54番の「延命寺」に向っているところだった。
毎日少しずつ。急がず慌てずのんびりと。それで良いのだなと思う。
あんずと一緒だから「同行三人」それも楽しい旅だった。
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