薄っすらと霜の朝。そんな寒い朝もあまり気にならなくなった。 日中の陽射しはどんなに風が冷たくても春を感じるようになる。
もう少しあと少し。希望をもって春への道を歩んで行きたいと思う。
北国からの悲しいニュースが流れ心を痛めている。 雪が人の命を奪う。そんな悲劇があって良いものか。 そんな現実を受け止めながら心苦しさが込み上げてくる。
春を身近に感じているこの頃、自分はどれほど恵まれているか思い知る。 どんなに感謝しても感謝しきれないほどの日々を頂いているのだと思う。
北国にもきっと春は来る。手を合わせ祈ることしか出来ない自分がいた。
川仕事を終え作業場で仕事をしている時に、弟一家が訪ねて来てくれた。 ほぼ10ヶ月ぶりの再会。作業の手を休めてしばし語り合う。
弟というものはいくらおじさんになっても可愛いもの。 幼い頃はいつも私にくっついて甘えん坊の弟だった。
その甘えん坊はいまも変わらない。 お隣の地場産市場で海苔の佃煮や苺などをお土産に買ってあげた。
「おねえサンキュー」みんなが笑顔で手を振って帰って行く。
忙しい時だったけれど、嬉しさが勝り私も「ありがとう」って叫んだ。
|