ぽかぽかと暖かいいかにも春らしい一日。
はっと気づいたのは柿の葉の若いみどり。 新緑の季節がもう訪れていることを知った。
若いみどりはきらきらとまぶしい。 おひさまの光をうけながら春風とたわむれている。
そんなふうに輝きながら生きていけたらいいなって思った。 もう年だからとあきらめずにせめてこころは若いみどりでありたい。
そういえば少女時代のあだなが「ミドレンジャー」だったっけ。 若草色の服ばかり着ていたから友達からそう呼ばれていたのを思い出す。
年を重ねるごとに深いみどりが好きになった。 つき合っていた彼はモスグリーンのマーク�兇望茲辰討い燭里世辰拭�
むかしむかしのこと。たまには思い出してみるのも良いかもしれない。
終日、川仕事と作業に追われる。あんずとゆっくり散歩も行けなかった。 お大師堂も諦めようと思っていたけれど、どうにも落ち着かなくて。 夕食後に思い立ちお参りだけは済ませてきた。 行ってみてびっくり。昨日までたくさんあったお菓子が全部なくなっていた。 お大師さんが食べてくれたのだと思えば嬉しいことだけれど。 お参りに来た誰かが全部持ち去ったと思えばなんだか哀しくなった。
その足でコンビニに行きお菓子を買ってまたお供えをする。 「お大師さん、食べてくださいね」って言って手を合わす。
もう陽が沈む。また明日ねっておひさまが微笑んでいる。
夕陽を見たのはすごく久しぶりのように思った。
あしたがある。あしたがある。あしたがあるさと歌いながら帰った。
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