連日の夏日。そろそろ半袖の服を着たほうが良さそうだ。 風もほとんどなくなんとも蒸し暑い一日だった。
ちょっと昔はとても苦手だった夏。 それがある年の夏から好きだなって思えるようになった。 私にとっては最高の「夏の思い出」 もう二度とあんなに心がときめく事はないだろうと思う。
冥土のみやげと言うのかもしれない。 春夏秋冬の夏のおみやげ。決して失くさないよう大切に持っていきたい。
今日も夕暮れ散歩。土手のチガヤの穂が綿のようにふわふわになった。 姫女苑の花もあちらこちらにたくさん咲いてこころを和ませてくれる。
ああここにいるんだな。ちゃんと生きているんだなってすごく感じる。 自然と触れ合う時の人間の心理って「いのち」と直結しているようだ。
日中の暑さが堪えたのかあんずは少し元気がなかった。 坂道を歩くのが辛そうで「がんばれ、がんばれ」と声をかけて励ます。 やっとの思いでお大師堂に着いたけれど、帰り道はふらふらになっていた。
もう無理なのかなって今まで何度も思ったのだけれど 最後の限界まで歩かせてあげたいと思うのは私の身勝手だろうか。 「行こうか?」って声をかけると「行くよ」って犬小屋から飛び出して来る。 あんず自身も歩きながら戸惑っているのかもしれないなと思う。 大丈夫って思っていてもうまくいかないことがたくさんある世の中だから。
でもやってみないとわからない。歩いてみないとわからない人生(犬生)である。
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