曇り日。大気が不安定だということで山里は突然の雷雨にみまわれる。 ひと雨降ってくれたおかげで一気に涼しくなって過ごしやすい午後だった。
五時間のパート仕事を終えて家路につく。 今日は微熱のある綾菜を保育園に行かせていたものだから もしかしたら保育園から電話があるかもしれないと気になっていた。 でも夕方まで大丈夫だったようでほっとひと安心する。
一昨日の土曜日のこと、いつも居残り組の綾菜を可哀想に思って 娘の提案でお昼に保育園にお迎えに行っていた。
綾菜と同じくらいの年頃の赤ちゃんが窓にへばりつくようにして待っていた。 お母さんやおばあちゃんが次々に迎えに来てみんな笑顔で帰って行く。 その姿を綾菜はどんな思いで見て感じていたのだろうと思った。 幼心にも自分はまだ帰れないのだとわかっていたのかもしれない。
そのせいか他のお友達よりずっと奥のほうに居て一人で遊んでいた。 私が窓からのぞくとすぐに目が合ってはっとしたように満面の笑顔になる。 そうして窓際めざしてまるでお馬さんのように這いよって来たのだった。
早目にお迎えに来てあげてほんとうに良かったのだなとつくづく思う。 出来れば毎週そうしてあげてほしいと娘が言うので喜んで引き受けたのだった。
おかげで土曜日の楽しみが出来た。半日でも綾菜と一緒に過ごせるありがたさ。
また熱がすっかり下がって元気になったら水遊びも出来るかな。 ビニールプールをふくらまして水遊び用の玩具も買った。準備万端だよ。
綾菜とジージとバーバの夏の思い出をいっぱいつくろうね。
|