やわらかな陽射しにほっと息をする。 ずっとずっとこんな日が続いてくれたらいいな。
仕事から帰宅するなり歩いてお大師堂に向かった。 いつもは冷たい風も今日はほんわかとあたたかい。
ひとりぼっちの散歩道にも少しずつ慣れてきたこの頃。 以前からの散歩仲間の人に会うと必ずあんずのことを訊かれる。 みんなが気遣ってくれてほんとうにありがたいことだった。
お参りを済ませ、またおせんべいを二枚もいただいた。 お線香が短くなるまでお大師堂にいるつもりだったけれど 外で待っている人がいて慌てて飛び出してしまった。
握り締めたおせんべいをぽりぽりかじりながらまた歩く。 河川敷の枯草はふかふか。足が踊っているように軽やかになる。
夜のウォーキングを諦めてしまったものだから 明るいうちに少しでも歩きたくて毎日頑張っている。 万歩計は思うように進まないけれど、歩くのはやっぱり楽しい。
てくてくと歩けばこころもついてくる。
そんなこころに新しい靴を履かせてあげたいものだ。
|