もう七日。日常の暮らしに戻りとんとんとんと毎日が過ぎる。 年末のような慌ただしさはないけれど、やっぱり駆けているような気がする。 そんなに急いでどこに向かっているのだろう。 ゆっくりのんびりと日々を散歩するように歩いて行きたいものだ。
昨日は仕事始め、穏やかにとはいかなくてほんの少しの荒波。 その荒波が今日も続く。なんだか船酔いのように気分が重くなる。 けれどもそれも自分に与えられていることだと思って受け止めなければ。
どんな日もあってよし。今年もその言葉を忘れずにいたいものだ。
家に帰ればまるで穏やかな海の波打ち際にいるように感じる。 寄せては返す波と戯れながら静かな波音にこころを癒されている。
「お父さん、良かったよ。洗濯物が乾いているよ」
「おお良かったな。曇っていたけど風があったからな」
なんでもないような会話。でもそういうのがなんか幸せだった。
夕飯の七草雑炊をふたりで向かい合ってはふはふと食べる。 私は夫が美味しそうに食べている姿を見るのがとても好きだった。
当たり前のことのようで決してそうではないのだとつくづく思う。
食後の後片付けをしながら夫のお茶碗に「ありがとうね」なんてつぶやく夜。
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