霜の朝から一気に気温があがり日中はとても暖かくなった。 冬のおひさまほどありがたいものはなくて日向ぼっこをしたくなる。
ずっと平穏な日々が続いていたけれど 昨日は突然の訃報が舞い込んできた。 川向の地区に住む伯父が急死した知らせだった。 姑の兄にあたる人でとても穏やかで優しい伯父であった。
四万十大橋が開通してからというものよく自転車で遊びに来てくれたり とても元気そうだったのだけれど、ほんとうにあっけなく逝ってしまった。 夫ともども私も可愛がってもらって大好きな伯父であった。
嘘でしょう?一瞬そう呟いてしまうほどのあっけない死。 やはり人は死んでしまうのだなと現実を叩きつけられたような気がした。
今夜はお通夜、心から手を合わせてさきほど帰ってきた。 92歳の大往生とはいえなんとも寂しいことである。
私も年を重ねるごとに「死」がとても身近に感じられてならない。 今は病気もせずにこうして元気に日々を過ごしているけれど ある日突然にそれが襲って来たらと思うと不安と恐怖で胸が張り裂けそうだった。
生きたいと思えば思うほど不安になってしまうもの。 命のろうそくなどある日突然に消えてしまうのかもしれないと思う。 消えてしまわないように自分でその炎を守れたらどんなに良いだろうか。
こうして命あることのありがたさ。かみしめながら今夜も眠る。
明日のことを考えていられるだけで幸せなのだなと思っている。
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