| 2014年01月26日(日) |
いっぱいのしんこきゅう |
つかの間の春らしさも今日限りか、明日の朝はまたぐんと冷え込みそうだった。
そんな暖かさを惜しむように土手の道をたくさん散歩する。 お大師堂のかたすみに咲く水仙の花にこころをなごませ 今度は川沿いの道を水の流れに沿って大橋のたもとまで
ああ生きているんだなとすごく感じる。 自然の風景にふれることでこころもからだもしんこきゅうをしているようだ。
ずっと昔「心呼吸」という詩を書いたことがあったけれど ある詩人の方から「深呼吸の間違いですよね」と誤字を指摘されたことがある。
あれはいったい何だったのだろうか。ふっとそんな昔の記憶がよみがえった。 こころが呼吸をしているのだ。それがわかってもらえなかったことが悔しかった。
そんな悔しさもいまはもうない。しんこきゅうは「心呼吸」だとただただ貫く。
夕食後、ふっと外を見るとまだ薄明るくてまた歩きたくなった。 ここ数日のあいだにずいぶんと日が長くなってくれてありがたいこと。 もうおひさまは沈んでいるのだけれど西の空がほんのりと茜色だった。
ちょっとだけ駆け足、それもすぐに息が切れ始めて早足歩きになってしまった。 壊れかけたロボットみたいな歩き方、それも愉快だなって思った。
大橋のたもとの県道を横切り、お隣の地区まで行って引き返して来た。 薄っすらと汗をかきなんとも心地よい。これこそ心呼吸だなって思う。
歩けば歩くほどこころも動く。この清々しさはくせになりそうだった。
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