桜がすっかり葉桜になった頃、藤の花が咲き始める。 自然はそうしてバトンタッチをしながら人の心を和ませてくれるのだ。
最高気温が25℃を超え思いがけないほどの夏日となった。 暖かさを通り越して暑さを感じる、汗ばむほどの陽気だった。
早朝からの川仕事もラストスパート、海苔の命も今月いっぱいだろうか。 あと少しもう少しと精を出す毎日。最後の最後まで頑張りたいと思う。 忙しい日々が続いているけれど少しも苦にならなかった。 むしろ恵まれていることをありがたく思う。天に感謝するばかり。
今夜は姑さんのお世話に行っていてついさっき帰ってきたところ。 「介護」というほどのことではないのだなとつくづく思ったりする。 ほんとうの介護はこんなものではないとわかっているつもりだったけれど 時々すごく気が重くなってしまって憂鬱な気分になってしまうのだった。
そんな気持ちが顔に出る。笑顔で接することが出来なくなるのではないか。 少なからずプレッシャーを感じては「いけない、いけない」と自分に言い聞かす。
そのたびに「みんなで助け合おうね」と言ったのが自分だと言うことを思い出す。 いつも義妹にばかりに負担をかけていることを決して忘れてはいけなかった。
「ありがとうね」いつもそう言ってくれる姑に私は何をしてあげたのか。
きっと足らないことがいっぱいあってそれに気づかずにいるのではないか。
ぐるぐるぐるといろんなことを考える。 もっと気楽に受け止められたらどんなに良いだろうか。
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