梅雨空に紫陽花の絵が描いてあったらいいなってふっと思う。 色とりどりのクレヨンを手にした天使たちがあつまってくるような。
そうして紫陽花色の雨がふる。泣き虫の天使はだあれ?
昨日からちょっと大変なことがあってばたばたと走り回っていた。 山里の母が体調を悪くして病院へ行ったのだけれど その帰り道に追突事故を起こしてしまったのだった。
たいした事故ではなかったのだけれど、事故処理のあと母の体調が急変する。 もともと心臓に持病を抱えているため心配になりまた病院に連れて行った。 とりあえずの応急処置、その後救急車で県立の総合病院へ搬送されてしまった。
命には別状がないけれど一歩間違えればとても危険な状態だと知らされる。 酸素マスクをつけて集中治療室に入った母は別人のような顔をしていた。
でも意識はちゃんとある。例のごとく気丈ぶりを発揮している母に安堵。 どんな時にも決して弱音をはかない母にはほんとうに頭がさがる思いである。
昨夜のうちに様態も落ち着き、今日はもう一般病棟へ移れるようになった。 昨日の朝から何も食べていないものだから「おなかが空いた」としきりに言う。 看護師さんも笑って「今夜はおなかいっぱい食べましょう」って言ってくれた。
一週間ほど様子をみてから手術をすることになった。 そうすれば今よりもずっとずっと元気になるのだそうだ。
ずっとずっと頑張り屋さんだった母、やっとながいお休みをさせてあげられる。 仕事のことは私にまかせて何の心配もせずにゆっくりと休ませてあげたい。
そうしていっぱい長生きをするの。ゆびきりげんまんしようね母さん。
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