今日は娘が生まれた日。
もう33年も経ったなんてなんだか信じられない。
その娘が母になり、またもうすぐ二人目の赤ちゃんが生まれる。
「ここにねかかとがあるの」お腹を触ったら確かにそれがあった。
あの時と同じだなあって思った。
娘がおなかにいた時もおへその横あたりにかかとがあって
いつも触っては生まれて来る命を愛しく感じたことだった。
ほうずき色の夕陽が差し込む産院で産声をあげた娘。
生まれてすぐには泣いてくれなくてどんなにかはらはらしたことか。
「お願い泣いて!」大きな声で叫んだことをおぼえている。
夏に生まれた子はおひさまのにおいがする。
その子はおひさまのように明るくてひまわりのような笑顔で育ってくれた。
私はこれからもずっとずっと母でいる。
娘がずっとずっと私のこどもであるように。
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