ゆらゆら日記
風に吹かれてゆらゆらと気の向くままに生きていきたいもんです。

2014年11月08日(土) 初冬の朝

川沿いにひっそりと栴檀の木

仰ぎ見ればオリ−ブ色の実が空に映る

曇り空がきれいだと思った朝のひととき


小鳥が飛び立っていくはるかはるかと

川面を横切って水に姿を映しては

ことりはことりの朝をたのしんでいる


お大師堂の日捲りをそっと千切った

ただそれだけのことで心が清々しくなる

ここにいる生きているとたしかめるように


ろうそくの炎がゆらゆら川風の声がきこえた

手のひらのあたたかさは命のありかをおしえる

消してしまえばすべてが終わるなんて決めはしない


老い始めたススキの穂をともだちのように思って

どんなふうに微笑んでいるのかと空にきいてみる

どんなふうに生きているのかと風にきいてみる


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