彼岸の入り。雨が降らないうちにお墓参りに行く。
娘も芽奈をおんぶして一緒に行っていた。
お寺の裏山のお墓は枯葉がうずたかく積もっていて
それも掃除のし甲斐があるというもの。
夫と娘と三人で「まあこんなもんかな」と掃除を終える。
みんなで手を合わせて亡き義父を偲んだことだった。
義父が亡くなった時まだ一歳だった娘には「おじいちゃん」の記憶がない。
そうしてひ孫の芽奈、天国のひいおじいちゃんもきっと喜んでいることだろう。
お墓参りを終えてほっとひと息、帰宅してからお大師堂へお参りに。
お参り仲間のSさんだろうか、古いストーブや扇風機を処分してくれていた。
ずっと気になっていたから嬉しかった。おかげでずいぶんと綺麗になった。
みんながそうして守ってくれる。ほんとうにありがたいことだと思う。
近くのスーパーに買物に行ったら、札幌の自転車遍路さんと再会。
会うのは三度目だろうか、もうすっかり顔なじみになっていた。
今夜はお大師堂に泊まると言うこと。雨が降らないうちに行ってねと話す。
もう何巡目だろうか、今回結願したら札幌に帰るのだと言っていた。
息子と同じくらいの歳だろうか、ご家族もどんなにか心配している事だろう。
話好きの愉快な青年遍路さんである。帰る場所があってほんとうに良かった。
そうして今日も平穏無事に暮れていった。
「やまない雨はない」雨音を聴きながらあしたのことを考えている。
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