弥生三月も今日で終わり。午後からぽつぽつと雨が降り始めた。
まさに「桜雨」風情があってとても好きだなと思う。
二週間ぶりに山里の職場へ顔を出す。
母には連絡もせずに突然に行ったものだからびっくりさせてしまった。
でもそのびっくりが満面の笑顔だったから私も嬉しくてならなかった。
忙しい月末だったけれど来て良かったなってつくづく思う。
帰り道に桜並木の道を通った。なんて綺麗なのだろう。
桜の花ってどんな空の色にも映えて微笑みを絶やさない花だった。
この雨が「桜散らしの雨」になってしまったとしても
潔く散っていく。そんな桜の花のような生き方をしたいものだ。
帰宅してお大師堂へ。するとお遍路さんがぐっすりと眠っていた。
傍らには広げた新聞、よほど疲れていたのだろう読みながら寝てしまったようだ。
起こしては可哀想に思ってそっと外から手をあわせて帰る。
今日も山里への道中でたくさんのお遍路さんを見かけたことだった。
「春遍路」の季節になったのだな。歩き遍路にはとても良い季節だろう。
夕方、保育園から綾菜が帰って来る。
二年間通った保育園ともとうとうお別れしてきたようだ。
お迎えに行っていた娘は先生たちと号泣してしまったとか
綾菜はどうして泣いているのかわからずにきょとんとしていたそうだ。
仲良しのお友達のこと、大好きな先生たちのこと、忘れずにいてほしいな。
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