猛暑日の一歩手前。風がよく吹いてくれたので暑さも気にならなかった。
稲刈りが始まってほんのりと藁の匂いが漂う。その匂いが好きだ。
仕事を終えて帰宅。すぐにお大師堂へお参りに行く。
日捲りの暦は昨日のままで自分の役目のように思って千切る。
最近はお遍路さんも少なくてひっそりと寂しさを感じる。
常連さんのお遍路さんたち元気にしているかしらと
再会を楽しみにただただ毎日お参りを欠かさずにいる。
午後4時、いつものように綾菜を保育園にお迎えに。
仲良しのお友達と一緒に門を出てからちょっとしたことで大泣きに。
道に座り込んでしばらく泣き続ける。やれやれ困ったことだ。
泣いたり笑ったり、そうして成長していくのだなと思ったり。
午後5時を過ぎても娘と芽奈が帰って来ない。
娘が遅番だったことをすっかり忘れていたのだった。
さあ夕食の支度が大変。またまた血圧が上がりそうになる。
同居を始めてから手抜き料理がまったく出来ないのだった。
娘たちがやっと帰って来たらすぐに娘婿も帰って来た。
男たちがビールを飲んでいる間にやっと夕食の準備が出来る。
「お母さん大丈夫?血圧上がってない?」優しい娘にありがとさん。
食後もばたばたと忙しかったけれど、そんな忙しさも楽しかった。
今日もそうして平穏無事に暮れて行く。苦に思うことなんてひとつもない。
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