猛暑の日曜日。朝の涼しいうちに綾菜とお大師堂へ。
そうしたらびっくり。お供え物はすべて無くなっていて
お賽銭箱の中も空っぽになっていた。
どうしたことかと気をもみながらお参りを済ます。
「おばあちゃんお菓子がないね」と綾菜もさびしそう。
その足でお参り仲間のいとこのところに相談に行っていた。
やはり賽銭泥棒か、とりあえず駐在さんに報せた方が良いと言うことに。
それからが大変だった。駐在さんが警察署の刑事さんを呼んでくれたり
地区長さんにも来てもらってそれからお参り仲間の人達にも。
わずかな金額のお賽銭だけれどとても大がかりな事になってしまった。
私も指紋の採取、お賽銭箱に付いている指紋と照合するのだそうだ。
いつもは静かなお大師堂も今朝ばかりは大変な騒ぎになっていた。
悔やまれるのはお賽銭の回収を怠っていたこと。
月末まで置いていても良いかなとそれほど気にしていなかったこと。
まさかこんなことになるとは夢にも思っていなかった。
生まれて初めて「被害届」と言うものを書いて出すはめになる。
大変な出来事になってしまったけれど良い経験だったと思うことに。
これからはもっとこまめに回収して管理に気を遣わなければと肝に命ずる。
10円玉5円玉、そんなわずかなお金にも困っている人がいる。
そんな現実はなんともわびしくてやるせない気持ちにもなった。
新しく買って来たお菓子。それから伊予柑をお供えして手を合わした。
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