しとしとと優しい雨。暖かくてまるで春の雨のようだった。
娘がお休みだったので孫たちの心配もなく山里の職場へ。
祝日に仕事をするのは初めてではないだろうか。
「おばあちゃんはトトロのお山に行くが?」と綾菜。
そうそう大きなトトロがおるの。一緒にお仕事するがぜ。
そうして今日も忙しさを楽しみながら嬉しい悲鳴をあげていた。
苛立って声を荒げる人もいない。みんな笑顔で頑張った一日。
帰りが少し遅くなったけれどお大師堂に寄ってから家に帰る。
お賽銭を回収して地区長さんに届けた。今年最後の回収となる。
明日、地区の監査があるのだそうで少し早目に年末支度をする。
家に帰ると茶の間から孫たちのはしゃぎ声が迎えてくれた。
「だっこ」って言えるようになった芽奈が手を差し出して来る。
ぎゅっと抱きしめるあたたかさ。なんとも愛しいものである。
じいちゃんは一日中孫たちの相手をしていたそうで
「おらあもう疲れた」と苦笑いをしていた。それも微笑ましいこと。
夕飯は孫たちの好きなハンバーグ。相変わらず芽奈のよく食べること。
そうして今日も穏やかに暮れて行った。
幸せすぎること恵まれすぎること。それが決してあたり前の事ではないこと。
いつもいつも感謝することしか出来なくて、これで良いのかとふと思う。
けれどもそれ以外に何をすれば良いのかわからないのだった。
今夜もありがとさんの焼酎を飲みつつほっこりとこれを記す。
追記、雨の一日だったけれど4人のお遍路さんに会えて嬉しかった。
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