クリスマスイヴ。今日も気温が高くなりとても暖かだった。
「おとなにはサンタさん来んがぜ」と綾菜に言われてしまった朝。
それは得意そうにほこらしげな顔をしていた。
幼い心には夢がいっぱい。そんな夢を大切にしてあげたいとつくづく思う。
枕元にプレゼントをそっと置いて、明日の朝の満面の笑顔を楽しみしている。
私が子供の頃にはいつも絵本や学習雑誌が置いてあった。
リカちゃん人形が欲しいとサンタさんにお願いしても聞き入れてくれない。
最後にもらったプレゼントは「星の王子さま」の本だった。
10代の後半まで大切にしていたその本も今はどこに行ったのだろうか。
父がいて母がいて弟もいた懐かしい子供の頃。ずっといつまでも忘れられない。
今夜は家族そろってささやかにパーティーをする。
孫たちは保育園でもらったトナカイの帽子をかぶって
娘はサンタさんの赤い帽子をかぶってクリスマスの歌をうたったり。
じいちゃんもばあちゃんもワインを飲んで酔っぱらっていた。
楽しい夜をほんとにありがとう。こんなに幸せなことはない。
あのね、ほんとうはおとなにもサンタさんが来るがかもしれんよ。
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