朝の忙しさとともに日常がかえってくる。
保育園に行きたくないと駄々をこねて泣き出す綾菜をなだめつつ
「良心市にほうれん草があるかも」などど言ってやっと笑顔になった。
残念ながらほうれん草はなかったけれど、保育園に着くとお友達がいっぱい。
ばあちゃんはトトロのお山。小さな手とタッチをして「行って来ます〜」
川沿いの国道は朝陽が降り注ぎきらきらとまぶしい。
いつだったかそんな朝陽に胸がいっぱいになり涙したことがあった。
まだ若かったのだと思う。あのせつなさはどこにいってしまったのだろう。
お遍路さんの姿をさがしながら、とうとう見つけられずに山里へ。
山里は霧の朝だった。その霧をくぐりぬけると青空が広がっていた。
清々しい朝だ。わくわくとするくらいこころも晴れていた。
ぼちぼちと仕事を始めたものの、今日は開店休業状態となる。
年末の忙しさが嘘のように静かで同僚と暇を弄んで過ごす。
母が同じ話を何度もするのも恒例となり、ついつい笑ってしまった。
すっかり元気になった母だけれど、お口も達者で少し暴言も。
それにはカチンと来たけれど新年早々喧嘩などしたくはない。
さらりさらりと水に流す。流してしまえば海にだって流れ着くだろう。
今日も穏やかにまあるくおさめておしまい。いい日だったなっておもう。
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