朝は冷え込んだけれど日中は暖かくなる。
おひさまのありがたいこと。今日のおひさまもにっこり。
ご近所で不幸があり綾菜を送り届けてから焼香に行く。
最近は自宅で葬儀をするお宅がほとんどなくなってしまって
葬儀場に向かうため朝のうちに出棺をするのだった。
地区の人達が大勢参列して手を合わせて故人を見送る。
しんみりと寂しいくうき。これまでどれほどの人を見送ったことだろう。
お昼に綾菜を迎えに行く。帰り道でまたまた毛糸の帽子のお遍路さん。
緑色の帽子、眼鏡をかけた60歳代くらいのお遍路さんだった。
残念ながら声をかけることが出来なかったけれど心からエールを送る。
今日は娘婿殿がお休みだったので綾菜はお父さんにべったり。
ばあちゃんとお昼寝しようよと誘ってもあっさりと断られてしまった。
おかげでじいちゃんと二人で茶の間でのんびりと過ごす。
録画してあった「坊ちゃん」を見た。二宮君の坊ちゃんも新鮮で良かった。
午後五時半、娘と芽奈が帰って来る。芽奈は帰るなり食卓へ走る。
「まんま、まんま〜」と急かされて忙しいばあちゃんであった。
綾菜が少し元気がない。娘が熱を測ったら少し微熱が出ていた。
それでも食欲はありデザートに好物のミカンの缶詰を平らげる。
どうかどうか熱が高くなりませんようにとひたすら祈っている。
そんなことがあっても今日も穏やかな夕暮れ。
夕陽が沈む瞬間の茜色の空が「あした」のおひさまを連れて来てくれる。
ありがとうございました。今夜も満たされてほっこりほっこりこれを記す。
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