| 2023年07月27日(木) |
どうでもいいことなんてない |
昨日よりも今日と厳しい暑さとなった。
エアコンの効いた事務所から外に出ると汗が噴き出て来る。
工場には大型の扇風機を据えてあるが熱風のようだった。
暑さに耐えながら働いている同僚には本当に頭が下がる思いである。
義父は田んぼの水が枯れ始めたと大騒ぎしていた。
ポンプが順調に作動していなかったらしく気づくのが遅かったようだ。
「水稲」と云うだけあって稲にとって水は命にも等しい。
危機一髪のところで水を入れることが出来て何よりだった。
もし稲が駄目になってしまったらどれほど嘆くことだろうか。

孫たちは夏休みになっているがめいちゃんだけ学童に通っている。
毎朝娘がお弁当を作っていて今朝も中身をチェックしていた。
「黄色いのが入ってないやん」それは沢庵のことである。
私が入れてやろうとしたら自分ですると言って聞かない。
見ていたら沢庵を二切れご飯の上に載せていた。
「ご飯が黄色くなるよ」と言ったらそれが好きなのだそうだ。
子供にしては珍しいのではないだろうか。なんだか微笑ましい光景だった。
あやちゃんは好き嫌いが多いがめいちゃんは何でもよく食べる。
沢庵が好きなだけあって梅干しも好きであった。
そうして驚くのは白菜キムチである。相当辛いのでも平気で食べる。
もうすぐ9歳になるが味覚はすでに大人並みだと言っても良い。
今夜はダンス教室があってめいちゃんと娘が出掛けている。
あやちゃんはお父さんと食べて欲しかったのだがそうはいかず
今一人で食べているのが気になってしょうがない。
どこからが過干渉になるのか私自身よく理解できないのだった。
おそるおそる声をかけてみると「どうだってえいけん」と応える。
思わず「どうだってえいことなんかないけん」と言ったのだった。
今夜の献立だってあやちゃんの好きな物をと思って考えたのだ。
おばあちゃんはいっつもそう。あやちゃんのことばかり考えている。
それはあやちゃんにとっては鬱陶しいことなのかもしれないけれど
あやちゃんに無視されたり怒られたりしたらすんごい悲しくなる。
小さい頃のように抱っこしたり出来ないけれど
抱きしめたいくらい愛しくてならないのだった。
あやちゃんにも悩みはあり辛いこともあるのだと思う。
今は家族のだれ一人もそれに気づいてやることが出来ない。
訊いても心を頑なにして何も応えてはくれないのだった。
茶の間に10年前の写真が貼ってある。
おばあちゃんは毎朝見ているのだけれど
よちよち歩きのあやちゃんが今にも腕の中に飛び込んで来そうだった。
何も変わってはいないはずなのにいったい何が変わってしまったのだろう。
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