ゆらゆら日記
風に吹かれてゆらゆらと気の向くままに生きていきたいもんです。

2023年09月23日(土) 気力だけで生きている

秋分の日。今朝は一気に秋を感じるような気温となる。

ぽつぽつと雨が降っていたがもう蒸し暑さはなかった。


「降る降る詐欺」ではないけれど天気予報はまた外れ

快晴ではなかったが陽射しの降り注ぐ一日となった。



無性にほか弁の「鶏そば」が食べたくてならない。

夫に話したらお弁当を買って近場をドライブすることになる。

母のこともありさすがに遠出は出来ず市内の黒尊地区まで行った。

秋には紅葉の有名なスポットであるが今はまだ何もなかった。

ただ四万十川の支流である黒尊川の渓流がとても綺麗である。

鮎が釣れるのだろうか。渓流釣りをしている人も見かけた。


川沿いに車を停めてお楽しみのお弁当を頬張る。

「鶏そば」はご飯の上に海苔と鶏のから揚げが載った鶏飯と

少し甘めのソースで味付けした焼きそばのお弁当である。

以前にもここに書いたが私の一番好きなほか弁メニューだった。

お腹いっぱいになりとても幸せな気分になる。


食べてすぐに帰る訳にも行かず黒尊地区を少し散策。

昔の営林署の官舎が今も残っており感慨深く眺めた。

子供の頃に父と訪れたことがあったがどの家だったのだろう。





午後、弟一家が無事に面会を終えたと連絡があった。

「そんなに悪い風には見えなかった」と言っていた。

機嫌も良く元気な母に会うことが出来て何よりに思う。

何よりも嬉しかったのは弟の孫も会うことが出来たのだそうだ。

母にとってはひ孫である。どんなにか会いたかったことだろう。

施設側はコロナ対策で子供との面会を制限していたのだが

今日は特別に許してくれたらしい。なんと有難い配慮である。


私も弟一家とは2年前に会ったきりであるが

近いうちにまた会えるだろうと話し合った。それは母のお葬式である。

考えたくもないけれど弟達も覚悟の上の話であった。

それはどうしようもなく押し寄せて来る現実なのだろう。



夕方義父から電話があり明日の遠方行きを中止しようかと相談があった。

母にもしものことがあった時に間に合わない可能性がある。

義父も義父なりに悩んだり心配したりしているのだった。

そこまで母のことを想っていてくれることが思いがけなくもあった。

どんなカタチであったとしてもやはり夫婦なのだと思う。

「気が進まんと思うたら止めたらええけん」と私が言ったら

「おお、止めちょくわ」と義父はきっぱりと応えた。


医師は今月いっぱいと言ったがやはりどうしても信じられない。

もしかしたら今年いっぱい持つかもしれないと思い始めている。


母はすでに気力だけで生きているのだそうだ。




 < 過去  INDEX  未来 >


anzu10 [MAIL] [HOMEPAGE]

My追加