朝のうちは晴れていたがお昼頃からぽつぽつと雨が降り始める。
気温は上がらず肌寒い一日となった。
今夜は強く降る予報だけれど今は止んでいてとても静かだ。
ずっと空気が乾燥していたのでまとまった雨が必要なのかもしれない。
明日が母の49日の法要なので義父の姉に当たる伯母が来てくれた。
仏前にお供えするお団子を作って来てくれてとても助かる。
本来なら娘である私が準備しなければいけないことだった。
義父には姉と妹が二人いて三人とも心安く付き合ってくれている。
特に伯母は穏やかな性格で一番好きだった。
相談相手にもなってくれてとても頼りがいのある人だ。
昔々、母が義父の元に転がり込んで来た時には
どれほどの迷惑を掛けたことだろう。
狭い山村のことである。人々の噂の標的にもなっていたと思う。
それを耐えてくれて母を赦し受け入れてくれたのだ。
母の性格では恩を感じたことはなかったのではないだろうか。
母の悪口は言いたくないが本当に身勝手な人だった。
そうでなければどうして子供を捨ててまでして男に走るだろうか。
書きながら今気づいたが、私は未だに母を赦していないのだと思う。
いったいいつになったら心から赦せる日が来るのだろう。
もう母はこの世にいない。その現実さえも受け止められずにいる。
母は亡くなってからやっと私の本心を知ったのかもしれない。
このままでは成仏出来ないのではないか。私はわたしを責めている。
赦すなら明日だろう。心から母を赦してやりたいものだ。

今日は今年の「高知県文芸賞」の入選者の発表があった。
どきどきしながら見たが何処にも私の名前がなかった。
きっと当然のことなのだろう。ずいぶんと己惚れていたらしい。
祖母の命日に書いた詩だったので残念でならないが
賞よりも何よりも活字になることが出来ないのがとても辛く思える。
私の詩はそんなものなのだ。儚く消えてしまう運命なのだろう。
だからと云って諦めてしまったら何もかもお終いなのである。

今日はほぼ残業無しで早めに帰宅した。
夕飯はチンするだけのグラタン。鯵のお刺身。
炒めるだけの牛肉のタレ漬け。群馬産ほうれん草の胡麻和え。
あとはハムもどきの焼豚。すべて簡単な手抜き料理である。
娘達はめいちゃんのダンス教室のある日なのでまだ帰宅していないが
あやちゃんは一緒に食べるつもりなのだろう一切顔を見せない。
今夜は鉛筆削りの音も聞こえず静まり返っている。
一昨日の夜にちらっとあやちゃんの顔を見たきりだ。
あやちゃんに会いたい。
|