冬将軍が駆け足で近づいているようだ。
夕方から強い北風が吹き荒れ気温が下がり始めている。
明日の朝はぐんと冷え込み日中も真冬の寒さになるらしい。
覚悟はしているがどうしてこんなに不安なのだろう。
なんだか押しつぶされそうな気がしてならない。
やはり私にとっては冬イコール死なのだと思う。
午前中はカーブスへ。まともに身体を動かすことは出来なかったが
薄っすらと汗をかきそれなりに満足していた。
カーブスのあるショッピングセンターの中で「生け花展」があり
もしやと思って覗いてみたらそこに友人の姿があった。
生け花展は午後からだそうでまだ準備に忙しそうにしている。
声を掛けてみたがなんだか迷惑そうだったので逃げるように立ち去った。
友人と思っているのは私だけかもしれないと思う。
久しぶりに会ったのだけれど少しも嬉しくはなかった。
もう年内に会うこともないだろう。寂しいものだなと思う。
午後は入院している従兄弟のお見舞いに行ったが
平日以外は面会禁止とのこと仕方なくそのまま帰って来た。
膵臓がんでもう手の施しようがないのだそうだ。
夫も私もショックが大きくまだ受け止められずにいる。
従兄弟は何も知らされていないとのこと。なんとも憐れでならない。
月曜日に再度出直すことにしたが夫が一人で来ることになった。
私は仕事が早く終れた日に訪ねようと思っている。
決して涙を見せてはならない。従兄弟を励ましてやらねば。

今夜は娘婿の友人が来ていて忘年会だろうか「鍋パーティー」をしている。
娘達の部屋でしているので少しも迷惑だとは思わない。
むしろ気兼ねなく楽しんでいるようで微笑ましく思っている。
ただあやちゃんが独りぼっちで部屋に閉じ籠っているのが気になる。
夕食はマクドナルドだったようだ。ちゃんと食べただろうか。
夫と私はすっかり手抜きでローソンの出来合いの物で済ました。
夫はロースかつ丼で私はカルボナーラを食べる。
食器洗いも免れなんと楽をさせてもらった。
もし娘達と別居をするようになったらどうなるのだろうと考える。
おそらく私はろくに料理もせず毎晩手を抜くだろう。
それも愉快ではないかと考えただけで面白くてならない。
いつかはそんな日が来るのだろうか。そう遠くはないのかもしれない。
窓の外では風がひゅるひゅると唸っている。
娘達の部屋はとても賑やかで楽しそうだが
あやちゃんの部屋は静まり返っていて物音ひとつ聞こえない。
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