昨日の雪が嘘だったように陽射しが降り注ぐ。
はっと気づけば桜草に花芽が見え始めていた。
あと数日もすれば花が咲くことだろう。
パンジーは寒さに強くたくましい。
昨日は雪を被っていたのに今日はもう微笑んでいる。
猫の額ほどの庭先であるがなんとも心が和むものだ。
年末も近く仕事は多忙であったが無理を言って休ませてもらった。
その無理が仇になったのだろう義父から7回も着信がある。
苛立っている様子が伝わって来て心苦しくてたまらない。
挙句には「この忙しいのに」と責められすっかり気分が塞いでいた。
カーブスなどどうでも良かったのだ。仕事に行けば良かったと悔やまれる。
そのカーブスも直前になり胃が痛みだし結局行かずじまいとなった。
もう後の祭りである。どんな日もあるのだと自分を慰めるばかり。

朝のうちにめいちゃんと一緒にサニーマートへ。
開店直後のせいか駐車スペースが空いており助かる。
一番先にお寿司コーナーで昼食用のお寿司を買う。
めいちゃんはシーチキン巻を。あやちゃんと半分こするのだそうだ。
私と夫はお稲荷さん。けっこう大きなお稲荷さんが5個入っていた。
さて夕食は何にしようか。めいちゃんと二人で店内をうろつく。
まずもやしを買った。めいちゃんが例の激辛もやしを作りたいと言う。
明日のイブは焼き肉の予定なのであっさり系が良いかなと思い
鯵の干物と塩鮭を買う。それだけで千円を超してなんと高いこと。
精肉売り場も素通りは出来ず鶏の手羽中に下味を付けた物を買った。
これはめいちゃんもあやちゃんも好きで小麦粉をまぶして揚げるだけだ。
大人用に鶏のもも肉も買った。これは玉ねぎとガーリック炒めにする。
脂っこいイメージがあるが玉ねぎが甘くなりけっこう美味しいのだ。
もう一品何かをと思いつつ明日は焼き肉だからと思い留まる。
私の買物メモを手にしためいちゃんがボデーソープとティッシュを
「どこどこ?」と探し回る姿が微笑ましくてならない。
その後店内にある百円ショップへ。めいちゃんが選んでいる間に
私は清算を済ませてから再度百円ショップを覗いてみた。
そうしたらまだ迷っている。欲しい物がすぐに見つからないようだ。
あれこれ手にとっては戻している。そんな姿も微笑ましいものだ。
やっと決まって「おばあちゃん、220円で足りるよね」と言って
ポケットから自分の財布を出すのだった。
それくらい買ってあげるのにと思ったがここはめいちゃんに任せた。
お小遣いも残り少なくなっているのではないだろうか。
お正月にはお年玉がいっぱい貰えるから大丈夫かな。
夕食は例の如くで夫と先に済ませる。
あやちゃんは後から娘達と一緒に食べていた。
ずっと俯いたままタブレットを操作している。
ちらっと覗いたら�勝糞譽張ぅ奪拭次砲鮓�ているようだった。
もしかしたら一日中見ているのかもしれない。
悪影響が無ければ良いが少し心配になった。
「ご飯の時には止めなさい」とはどうしても言えない。
隣の席では父親である娘婿もスマホを操作しているのだった。
そんな世の中になったのだろう。老婆心などもってのほかである。
娘達が炬燵を買ったらしく入浴後は部屋で家族団らんをするようになった。
あやちゃんもちゃんと一緒にいるようでとてもほっとしている。
明日の朝も氷点下の冷え込みになりそうだ。
お布団の温もりは自分の体温である。
それが生きている証拠だと思わずにはいられない。
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