連日氷点下の朝が続いている。
いちばん辛いのはまだ薄暗いうちに洗濯物を干すこと。
平日にはそれが当たり前のことで私の役目である。
6人分の洗濯物のそれは重いこと。庭に運び出すのも一苦労だった。
杖を付きながら片手で干すことは出来ないので
痛む左足をひこずるようにして干さなければいけない。
けれども干し終えるとなんだか嬉しくなるのだった。
主婦冥利に尽きるとはきっとこんなことを云うのだろう。
冬至を過ぎたので少しずつ日が長くなるはずである。
そのうち朝陽を浴びながら干せる日も来るだろう。

仕事は相変わらず怒涛の忙しさだった。
今日は今年最後の車検予約の車が入庫した。
不具合さえ見つからなければ明日は納車出来そうである。
資金繰りも今のところ順調でなんとか年を越えられそうだ。
それが一番の難関だったのでほっと肩の荷が下りたような気がする。
昨年ほどの奮発は出来そうにないが寸志は支給出来ると思う。
同僚にはもちろんこと。私も義父も会社から頂くことにしよう。
3時過ぎまで仕事。今日も遅くなってしまった。
いつものようにサニーマートへ寄り夕食の献立を考える。
今日はもやしが特売だった。家族には不評だが「もやし炒め」にする。
雑魚天と炒めるのでいかにも貧乏くさい料理となる。
後は茄子と海老の天婦羅。期待していたが海老は半額ではなかった。
その代わり加熱用の牡蠣が半額。ぷりぷりとした大きな牡蠣だった。
これはバター焼きにしてポン酢醤油で食べることにする。
あやちゃんとめいちゃんは海老天で「天むす」これが大好物である。
沢山炊いていたご飯が空っぽになってしまった。
残念ながら時間差で美味しい顔は見ることが出来なかったが
食べ終えて二階に上がるあやちゃんとすれ違った。
「美味しかったかね?」と訊くと「うん」と一言。
その一言だけで私はほっと嬉しくなるのだった。
家族ではないのかもしれないけれど
毎日家族のために献立を考えている。
それが私の役目でなくてなんだろうと思う。
日中の暖かさをそのままに過ごしやすい夜になった。
もう眠くなってしまってとろりとろりとこれを記す。
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