ゆらゆら日記
風に吹かれてゆらゆらと気の向くままに生きていきたいもんです。

2024年01月21日(日) 気分一新

今朝は外気温が15℃もあり気味の悪いような暖かさとなる。

何か異変が起こるのではないかと頭を過るのはやはり大地震だった。

明日は我が身だとずっと思って来たのだからその不安は一層大きい。

幸い今日は平穏無事に過ごせたが今夜かもしれないと思っている。

「天災は忘れた頃にやって来る」と言ったのは寺田寅彦だったか。

だから常に忘れてはならない。身構えるように過ごして行かなければ。



数日前から今日こそはと決めていた美容院へ。

サニーマート内にある美容院で手軽に行けるのが魅力だった。

行く度に美容師さんが入れ替わっていて今日は若い男性である。

独身かなと思ったら左手の薬指に指輪を嵌めていた。

初めてだったので少し緊張したがカットの上手なこと。

白髪を染めたかったので色はお任せすることにした。


昨年は椎名誠のエッセイばかり読んでいて

「年寄りは髪を染めない方が良い」と書いてあるのを何度か目にした。

顔は皺くちゃなのに茶髪なんかにしたらみっともないのだそうだ。

私はすっかり洗脳されて「そうだ、その通りだ」とずっと思っていた。

だからもう絶対に染めないと決めていたのだけれど

最近になりなんとなくそんな自分に違和感を感じるようになった。

鏡を見る度にぞっとする。ぼさぼさの白髪頭はまるで化け物である。

その上に皺くちゃの顔だから化け物は2乗され妖怪のようだった。

おまけに足が悪く杖を付いているものだから余計に老けて見えるのだ。


夫に相談したら「在りのままでええことないか」と言ってくれたが

自分がどんどんみすぼらしくなり醜くなるのに耐えられなくなった。


美容師さんが選んでくれた髪色は黒でもなく茶でもない。

それは栗色でとても上品で優しい色であった。

もう婆さんではないと思う。ちょっとしたマダムの気持ちである。

それからサニーマートで買物をしたが周りの人達の視線を感じた。

実際は誰も見てなどいないのだがよほど見て欲しかったのだろう。


気分一新である。自分から変わろうとしない限りひとは変われないと思う。





夕飯は我が家の定番「天下茶屋」にした。

冷蔵庫にニラがまだ残っておりキャベツもあった。

もやしと牛肉だけ買えばよくこの上ない節約となる。

しかし娘からブーイングの嵐。「この前食べたばかりじゃんか」と。

娘は「しゃぶしゃぶ」が良かったのだそうだ。

それならそうとどうして早めに言ってくれなかったのだろう。

夫は何ひとつ文句を言わない。だから愛さずにはいられないのだ。


例の如く夫と二人で先に食べる。牛肉はなるべく残して置かなければ。

ホットプレートの電源を保温にしていたのだけれど

娘達は一向に食べようとしないので電源を切ってしまった。

やはり「しゃぶしゃぶ」が良かったのかと少し落ち込んでしまった。


入浴後、食卓の上を見たら牛肉が沢山残っていた。

遠慮して食べたのになと思ったがもう後のまつりである。


あやちゃんのお茶椀が空っぽになっていた。

いつの間にか食べ終わっていたようだ。

そのお茶碗を見ただけで私はほっとするのだった。


今日も一言の会話もない。顔さえも見ないまま夜が更けていく。


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