2月とは思えない暖かさとなり汗ばむ程だった。
まさに異常気象である。このまま行けば夏はかなりの猛暑になりそうだ。
桜は無事に咲いてくれるだろうか。寒さが足らないのではと心配になる。
以前に今年は咲かないかもしれないとニュースで聞いたことを思い出す。
やはり季節に似合った気候が望ましい。寒の戻りもなくてはならない。
午前中にちーちゃんに会いに行く。奥さんのなっちゃんが喜んでくれる。
姿かたちは見えなくても魂は決して消えないのだと話した。
なっちゃんも頷きながらそう信じている様子であった。
あまりにも急いで逝ってしまったので「あっけにとられている」と
寂しさはもちろんのことだが悲しみはずっと後から訪れるのに違いない。
拙いが般若心経を唱えさせてもらってしばし遺影と語り合う。
声は聞こえなくてもちーちゃんは確かに存在しているのだと思った。
帰宅するなり出掛けていためいちゃんが帰って来て
「めいもちーちゃんにあいにいく」と言って駆け出して行く。
ふたいとこのまあちゃんを誘ったようで二人で行っていたようだ。
なんと頼もしいことだろうとそんな成長を嬉しく思った。
子供心に「死」がどのように映っているのだろう。
いつも可愛がってくれていた大好きなちーちゃんであった。

今夜は残りご飯が沢山あったので炒飯かオムライスかと迷う。
おそるおそるあやちゃんに訊いたらオムライスが良いと言ってくれた。
以前なら「別に・・」と言ったり「どっちでも良い」だった。
そんな無関心さが哀しかったが今夜はなんと嬉しいことだろう。
娘が鶏のから揚げを揚げてくれていたので私はオムライスを作った。
いつも以上に張り切っている。あやちゃんの笑顔が見たくてならない。
サニーレタスも買って来ていたので生ハムとトマトでサラダも作った。
これもあやちゃんの好物で今夜は好きな物ばかりだった。
にこにこと笑顔のあやちゃんを見ていると救われたような気持になる。
もうトンネルの出口が見えているような気がしてならなかった。
先回りして出口で待っていてあげたい。そうして抱きしめてあげたい。
今は決して背中を押してはいけないのだ。とにかく「待つ」ことだ。
|