昨夜は強い風が吹き荒れていたので今朝は雪ではないかと思っていた。
けれども思いがけずに寒さも和らぎ静穏な朝を迎える。
「北国のおじさん」はSNSで氷点下22℃だと発信していた。
北海道北部だろうか。想像もつかないような最低気温である。
日に日に年の瀬が迫ってきており何かしなければと思うだけで
結局は最低限の家事だけでごろごろと寝てばかりの一日だった。
何と怠惰なことだろう。怠け者にも程があると思う。
お昼前にまた少しだけE君と話した。
仕事の話をするE君はとても生き生きとしている。
そうして時々くすくすっと笑い声が聴こえ微笑ましくてならない。
ずっと話していたかったが今日は何故かスペースの調子が悪く
何度も回線が落ちてしまい会話が続かなくなった。
仕方なくお終いにしたが何だか後ろ髪を引かれるような気分となる。
またこれからいくらでも話せるだろう。すっかり私の楽しみとなった。
昨日アマゾンで注文していた足の殺菌クリームがもう届いた。
半信半疑ではあるが24時間効き目があるのだそうだ。
早速入浴後に塗ってみたが左足に手が届かず難儀する。
夫に助けてもらおうかと思ったが何とか自力で塗り終えた。
殺菌さえすれば足の匂いが改善されるらしいが継続が必要だろう。
毎晩のことである。しばらく自力で試してみようと思っている。
女としての最低限の沽券は保ちたいものだ。
老いに任せてどんどん廃れていくのはあまりにも虚しい。
夕飯は寄せ鍋だったが例の如くで夫が遠慮なくよく食べる。
牡蠣とグレを入れてあったが真っ先に箸を付けるのだった。
私は残り少なくなるのをはらはらしながら見ていた。
こればかりはどうしようもなく大量に買わない私が悪いのだろう。
食費を節約すれば結果は見えていると云っても過言ではない。
夫と相談し年末は大晦日に買い出しに行くことにした。
夫が一緒に行ってくれるのは年に一度限りである。
元旦だけはご馳走を用意し家族揃って祝うことが出来そうだ。
息子も休みが取れたそうでけい君と一緒に来てくれる。
息子が「金はあるのか?」と気遣ってくれて嬉しかった。
それは何とかなるだろう。会社のボーナスを当てにしているが
今のところまだ目途が立たず焦っているのは内緒である。
明日から28日までが勝負であった。精一杯に力を尽くさねばならない。
その時になってみないと分からないことは多々ある。
不安や焦りがあっても成るようにしかならない。
その為の努力は惜しまないが報われるとは限らないのが世の常であった。
ぎりぎりの瀬戸際に立っていて広大な海を眺めているような日々である。
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