ゆらゆら日記
風に吹かれてゆらゆらと気の向くままに生きていきたいもんです。

2025年03月31日(月) ゼロからの闘志

寒の戻りが続いており今朝も真冬並みの寒さとなった。

日中も気温が上がらず暖房のお世話になるばかり。

この寒さも明日から次第に緩むそうでもう少しの辛抱だろう。

もしかしたら春を飛び越えて初夏になってしまうかもしれない。


朝に夕に窓を開けて川向の山を眺めている。

ぽつりぽつりであったが山桜が見えるのだった。

山の緑にそれは映えてほっこりと心が和む。

やがては散ってしまう花だがその儚さが尊く思える。




月末の資金繰りで頭がいっぱいの朝だった。

手持ちの現金は僅かで預金だけが頼りであったが

引き落としの出金ばかりで入金が全く無いのである。

今日が支払日の会社がありひたすら待ち続けていたが

3時近くなっても振込がなく途方に暮れる。

噂ではかなりの経営難に陥っているとのことだった。

何処の会社も同じなのだ。我が社だけではないのだと思う。

小口ではあったが集金が叶い現金を搔き集めて支払いを済ます。

そうしてまたゼロになった。もう何度目のゼロだろうか。


田起こしに行っていた義父に報告すれば「そうか」と笑い飛ばす。

また一から始めれば良いと云うことなのだろう。

それにしても経営は全て私任せで困った社長であった。


先週、車検場の機械に頭をぶつけてしまってまた首を痛めたようだ。

自分の不注意なのに同僚のせいにして散々文句を言っていた。

せっかく薄れ始めていた痛みがぶり返してしまい辛そうにしている。

それでも田んぼは諦めない。田植えまっしぐらの義父であった。

工場の仕事にも手を貸して欲しいのだが憐れに思えてならない。

いくら鉄人とは云えどれ程の無理をしていることだろうか。

4月になれば直ぐに田植えである。何としても順調にと願わずにいられない。


3時に退社。ラジオは懐メロばかりでそれもまた良しである。

「内山田洋とクールファイブ」を久しぶりに聴いた。

サニーマートへ着いたが専用駐車場が満車になっており

仕方なく一般の駐車場に停めたが杖なしではとても歩けない距離である。

「よいしょよいしょ」と掛け声を上げながらやっと店内に入った。


帰宅するとめいちゃんが庭先で靴を洗っている。

昨夜はとうとう会えないままだったので3日ぶりであった。

ぎゅっと抱きしめたいほど愛しくてならない。

半袖姿で靴を洗っていたので風邪を引くのではと気遣う。

高知は楽しかったそうだ。ドンキホーテにも行ったのだそうだ。

春休みの良き思い出になったことだろう。


夕食の支度は娘が殆どしてくれて何と楽をさせてもらった。

再就職の話はまだなくしばらくは主婦をしてくれそうである。

けれども油断は禁物である日突然もきっとあるだろう。

フルタイムではなくパートなら良いなと勝手に考えている。


夕食後、煙草を吸いながらまた山桜を眺めていた。

随分と日が長くなり6時を過ぎても外はまだ明るい。

切羽詰まったようなぎりぎりの一日であったが明日はもう4月である。

また心新たにゼロから始めようと闘志が湧いて来ているようだった。

もしゼロでなく余裕があればもっとのほほんとしていたことだろう。

それではいけないのだと漠然と思う。私は闘わなくてはいけない。


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