晴れのち曇り。気温は20℃に届かず風が冷たく感じた。
大気が不安定で上空に寒気があるとのこと
関東では雹が降ったそうでどんなにか戸惑ったことだろう。
四万十も雷雨の予報だったが雨は今のところ降っておらず
遠雷が響き渡っており不気味な夜となった。
「花冷え」にはもう遅く「若葉冷え」と云うべきだろうか。
この寒さは明日も続き春が後ずさりしそうである。
けれども確かに春であった。あちらこちらに春の花が咲き誇っている。

乗り慣れない代車で出勤したが新車なので緊張せずにはいられない。
もし事故でも起こしたら車を弁償しなければいけないのだそうだ。
どんなにオンボロ車でもやはり自分の愛車が一番である。
義父はまた田んぼに出掛けたのか今朝も姿が見えなかった。
しかしトラクターもあり軽トラックもあったので不思議でならない。
田んぼだと決めつけていたが行方不明である。
電話をすれば「何だ?」と叱られそうで掛けることも出来なかった。
お昼を過ぎても帰らず2時まで待ち早々と退社する。
サニーマートへ着くなり電話があり「いま帰ったぞ」と報告があった。
草刈り機を載せてあるトラックで出掛けていたらしい。
雨が降り出す前にと必死で畔の草刈りをしていたのだそうだ。
もちろん昼食も食べてはおらず「ちゃんと食べんといかんよ」と告げると
「よっしゃ、わかった」と機嫌が良く何だかほっとした。
明日は田植えの予定でまた友人達が手伝いに来てくれるのだそうだ。
張り切っており何としても順調にと願わずにはいられない。
決して一人では出来ないことで持つべきものは友人である。
60代70代と義父よりもずっと若い面々であった。

3時過ぎに帰宅。自室で一休みしてから夫と「三匹が斬る」を見る。
今日も最後には悪者が次々に斬られおそらく即死であろう。
いかにも悪役風の役者さんも倒れ方が上手くさすがだなと思う。
その他大勢の役者さんはいわゆる「大部屋役者」さんだろうか。
無名であっても斬られ方、死に方もなかなかのものである。
しかし人の死がまるで日常茶飯事であるのは考えさせられたことだった。
夕食のメインは「塩焼きぞば」だったが6人分の量はもの凄く
娘がまるで「ギャル曽根風」だと云って笑い転げていた。
私は大好きなので沢山食べたがめいちゃんの姿が見えない。
めいちゃんも大好物なので喜ぶ顔が見たかったのだが
下校後微熱が出たそうで二階で寝ているのだそうだ。
風邪の症状はなくもしかしたら知恵熱のようなものかもしれない。
5年生になってから児童会の副会長になってとても張り切っていた。
緊張も疲れも出たのだろう。頑張り過ぎたのに違いない。
「大丈夫?」と声を掛けたら真っ赤な顔をして「大丈夫じゃない」と。
ちゃんと正直に云えることはとても大切なことだと思う。
強がってはいけないのだ。辛い時はちゃんとそう伝えなければいけない。
明日の朝まで様子を見ることになったが
「行ってきまーす」と元気な声がきっと聞けますように。
※日記の内容にはそぐわないのですが今朝書いた詩を載せておきます。
かごめかごめ
夜明けの晩に鶴と亀が滑るのは 不吉な知らせなのだそうだ
かごめかごめ 籠目の中に居る鳥は誰だろう 子を宿っているらしいが やがて卵を産む日が来る
月夜であってはならない 耐えながら新月を待っている そうして籠目の外に出るのだ
子等には真っ青な空を 春の優しい陽射しを 爽やかな風を授けたい
かごめかごめ
振り向いてはならない 後ろの正面を見てはならない
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