山里は今朝も氷点下で一面の霜であった。
山茶花に霜が降っており薄っすらと白くなる。
雪化粧ならず霜化粧なのだろう。
日中は18℃まで気温が上がり小春日和となる。
猫たちのなんと嬉しそうなことだろう。
日向ぼっこをしている姿が何とも微笑ましかった。
今朝は出勤するなり来客があり大口の入金がある。
先日車検をした大型車のお客さんだった。
その時に内金を頂いていたので後は来年だと思っていたのだ。
まさか支払いに来てくれるとは夢にも思っていなかった。
おかげですっかり底を尽いていた資金が一気に潤う。
私も遠慮なくお年玉を貰えそうである。
義父は昨日の故障車を直し市内まで届けに行ってくれた。
さすがにもう緊急の修理はないだろうと思っていたら
バッテリーを交換して欲しいと来客がある。
トヨタの乗用車で特殊なバッテリーを装備しており在庫がなかった。
部品屋さんももう休みになっておりどうしようも出来ない。
義父がイエローハットに電話したら一個だけ在庫があるそうだ。
お客さんには気の毒であったが市内まで行って貰うことにした。
やれやれの一件落着である。
私は事務所の片付けに明け暮れる。不要な書類などが多くあった。
明日が燃えるゴミの収集日なので袋に詰めて準備する。
それから今度はトイレ掃除である。
古いトイレで水洗ではなく泡で流すタイプなのだが
男女共用の和式で不便な事この上ない。
せっせと磨き床を水で流してそれなりに綺麗になった。
しかし立ち仕事が堪えたのだろう足は棒のようになり痛む。
義父が「少し休めや」と云ってくれてお昼に20分程休んだ。
車のラジオはローカル番組であったが
高知では有名な盲目の歌手「堀内佳」がパーソナリティーをしている。
リスナーからのリクエストに応えてカバー曲を歌ってくれるのだ。
今日は竹内まりあの「駅」で何と素晴らしい歌声だったことだろう。
うっとりとしんみりと聴き入る。何だか涙が出そうだった。
盲目と云う障害を抱えながらどれほどの努力をしていることか。
地元でのコンサート活動も意欲的に行っているようだ。
定時の2時半で退社しカーブスへと向かう。
明日が年内最終日であるが辞めるコーチに挨拶をしておきたかった。
「元気でね」はありきたりの言葉だがそれ以外に思いつかない。
何処かで会ったら必ず声を掛けてくれるそうだ。
そんなささやかな未来もある。決して寂しい別れではない。
夕食の支度を終えてから娘夫婦が何処かに出掛けて行った。
7時を過ぎても帰らずめいちゃんに訊いたら。
宿毛市まで行ったと聞きおどろく。
あれこれと詮索してはいけないと思いつつ気になってならなかった。
子供達を残して行くのであればせめて一言が欲しいと思う。
昼間ならともかく夕食の時間はとっくに過ぎているのだ。
うだうだと書きながら「ああ、嫌だ嫌だ」と思う。
いつからこの日記は愚痴だらけになってしまったのだろう。
思い起こせばこの一年が私の「汚点」にも思える。
それだけ苦労の多い年だったのかもしれないが
書きながらリセットし続けて来たのだろう。
書かなければ気が済まないことがいっぱいあった。
明日が今年最後の日記になるが
いったい私は何を書くのだろう。
※以下今朝の詩
春へ
肩に手をそっと 胸にそっと光を
きみはうしなっていない ただみえなくなっただけ
冷たい冬はやがて終る そうして若草が芽吹く その緑に宿るたましい
歳月を乗り越えてきた もう何度目の冬だろう
かなしみに埋もれてきた さびしさに耐えつづけた
けれども春の光は尊く きみに降り注ぐだろう
留まっていてはならない 僅かであっても一歩を選ぶ
そうして生きよう 光に満ちた春が待っている
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