晴れたり曇ったり。気温は29℃に留まり少し暑さが和らぐ。
全国的には真夏日の地域が多く群馬県等では32℃を超えていたようだ。
来週には台風接近となり荒れ模様になりそうである。
朝の山道で傘を差して歩いているお遍路さんに会った。
黒い雨傘であったが日傘代わりなのだろう。
何だかユーモラスな光景に見えてこころが和む。
夏遍路は暑さとの闘いである。熱中症の心配もあり用心が必要だった。
しかし怖れていては前へ進めない。勇気さながらの旅である。

土曜日であったが工場はてんてこ舞いで私も出勤していた。
車検切れの車が3台も入庫していて同僚はパニック状態である。
義父は育苗機の片付けをしており彼女さんも手伝いに来ていた。
昨夜から腰痛が辛いとのこと今朝は痛み止めを飲んだそうだ。
市内の整体に行きたがっていたが忙しくてそれどころではない。
憐れでならなかったがそっと見守るしかなかった。
お昼に近所のお客さんが走り込んで来る。
車が走行不能になり道端に乗り捨てて来たのだそうだ。
義父は彼女さんと出掛けており同僚もお昼休みである。
車のキーを預かり午後から対応することにした。
義父でなければいけないように思ったが午後からも忙しいとのこと。
仕方なく同僚に頼んだが彼も渋々と機嫌が悪かった。
車はエンジンが掛かり工場まで走行することが出来たが
直ぐには原因が分からず同僚も頭を悩ませている。
横目で義父を睨んでも車を見ようともしない。
私は困り果てて涙が出そうになった。
取り合えずお客さんに連絡し月曜日まで待ってもらうことにする。
お客さんは快諾してくれて何とほっとしたことだろう。
順調に歯車が回っていても突然に回らなくなる日もあるものだ。
その皴寄せが押し寄せてくるとどうしようも出来ない。
後ろ髪を引かれるように定時で退社したが
来週の仕事はどうなるのだろうと気掛かりでならなかった。
サニーマートで「メキシカンナッツ」を買う。
大好物の豆菓子は一週間のご褒美である。
これを書きながらパリポリともう食べ尽くしてしまった。
そうしてリセットされて行く。来週も頑張ろうと思えるようになる。
午後7時半。まだ外は明るく西の空がほんのりと紅い。
裏のお宅には曾孫さんが来ているらしく幼いはしゃぎ声が聞こえている。
平和を絵に描くとはきっとこんなことなのだろう。
壁に飾りずっと見ていたいような絵であった。
※以下今朝の詩
電話ボックス
十円玉を2個握りしめて 電話ボックスへ走った 確か雨の夜ではなかったか 寂しくて死んでしまいそう
アイタイスグキテ まるで電報のように叫んだ 彼はイケナイと応える
崩れ落ちるように座り込み 電話ボックスの中で泣いた もう立ち上がれない 目の前が真っ暗になった
アパートの薄暗い電球 夜がどんどんと深くなる 心が千切れたように苦しい
車が停まる音駆けて来る足音 アノヒトニチガイナイ ドアを開ければ彼が立っていた その胸にしがみつき泣き崩れた
ずっと一緒にいたい もう離れたくない
48年も昔の記憶である 彼は白髪の老人になり ずっと私の傍にいる
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